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「グアム」と聞けば、青い海と白い砂浜、観光客でにぎわうショッピングモールや繁華街を思い浮かべる人が多いでしょう。
実際筆者が良くグアムに通っていた2012年頃はまさにそのような場所でした。
ところが2025年10月、久しぶりにグアムへ行き街を歩いてみると、筆者が知っている以前のグアムとはまるで違う光景が。
人通りの少ない繁華街、閉店したままの店舗、静まり返ったショッピングエリア――。以前のグアムを知る人ほど、「ここまで人が消えているのか」と驚くかもしれません。
もちろん、島全体から観光客がいなくなったわけではありません。しかし、場所や時間帯によっては、人気観光地とは思えないほど閑散としているのも事実です。
この記事では、実際に現地を歩いて感じたグアムの“今”を、街の様子や写真とともに紹介します。
そして少しでもグアムに観光客を呼び戻すためのきっかけとなれれば幸いです。

※滞在時期と情報は2025年10月です。変更点や最新情報については直接店舗に問い合わせるか、公式サイトをチェックして下さい。
人が消えたグアム
人と全然すれ違わない

筆者が若い時にグアムの道を歩いていると、たくさんの観光客とすれ違ったり、同じ道を進む人の姿がありました。
しかし今回久しぶりにグアムを訪れ、Kマートからホテル(PICグアム)まで歩いてみると、まったく観光客とすれ違いませんでした。
歩行者とは2人だけしか出会わず、いずれもローカルと思わしき方でした。

以前の賑わいを知っている人間からするとこの時点でかなり衝撃だったのですが、さらに別時間帯にホテルロードの中心地にあるIHOPからPICグアムまでウォーキングしてみたのですが、これまた全然観光客とすれ違う事はありませんでした。
ホテルロード中心地にも人がいない

ストロールでPICグアムからデュシット・プレイス(旧ザ・プラザ)まで向かってみましたが、道中観光客の姿はほぼ無し。
朝だったので時間帯のせいもあるのかもしれませんが、それでも以前のグアムならば朝から観光客の姿はたくさんありましたし、筆者たちも朝から出歩いていましたので、やはり近年の観光客激減の影響でしょう。



デュシットプレイス付近に着きましたが、怖いくらいに人がいないです…。

お目当てのIHOPに辿り着きましたが、まさかの一番乗り。
人気のレストランなので並ぶの覚悟でいたのですが、すんなり入れちゃいました。

デュシットプレイス(旧ザ・プラザ)内

IHOPで食事をした後は懐かしのデュシットプレイス(旧ザ・プラザ)内の水族館前で休憩する事にしました。
外よりかは人を見かけましたが、以前の賑わいからは想像もつかないほど閑散とした様子。


このあたり、以前はたくさんの観光客で賑わっていたのですが、驚くほど人がいなくて静かでした。
おかげで奥に映っているベンチでうたた寝をしてしまったほどです…(笑)

グアム屈指の映えスポットも…


デュシットプレイスからPICグアムまでの道中もまるで観光客と出会いませんでした。


グアムの映えスポットの代表格であるタモントレードセンター前にも誰もいませんでした。

いったい観光客はどこへ行ってしまったのでしょうか…。
観光客はなぜ激減した?
大きな要因
筆者の調べによると、一番大きな原因は、コロナ禍で失われた航空便と日本・韓国からの旅行需要が、いまだ完全には戻っていないことです。
実際、グアムの年間観光客数は、
- 2019年:約166万7,000人
- 2024年:約73万9,000人
- 2025年:約78万3,000人
となっており、2025年もコロナ前より約53%少ない状態です。特に日本人観光客は、2019年の約68万5,000人から2025年は約25万4,000人へ減り、約63%減少しています。
円安・ドル高も関係か
その他の主な理由は次のとおりです。
- 円安・ドル高で日本人には割高になった
グアムは米ドル圏なので、ホテル代、外食代、買い物代が日本円換算で大きく上昇。家族旅行では数年前より負担感がかなり強くなっています。筆者家族の旅行費用はコチラ - 物価そのものが高騰した
グアムは多くの商品を島外から輸送するため、もともと物価が高めです。そこにアメリカのインフレや人件費上昇が重なり、「近いけれど安い海外」という昔の魅力が薄れました。 - 日本・韓国との航空便が減った
コロナ禍で多くの路線が休止・減便され、その一部が戻っていません。座席数が少ないと航空券も高くなり、さらに旅行者が減る悪循環が起きます。グアム政府観光局も、コロナ禍と2023年の台風マーワーで失った航空座席の回復を重要課題として挙げています。グアム政府観光局 - 台風マーワーが観光施設に大きな被害を与えた
2023年5月の大型台風により、ホテルや飲食店、観光施設、インフラが被害を受けました。復旧まで長期間を要し、休業や閉店につながった店舗もあります。 - 他の海外旅行先との競争が激しくなった
日本人には台湾や韓国、韓国人には円安で割安になった日本が強力な選択肢です。特に韓国人にとっては、現在の日本はグアムより買い物や飲食が安く、観光スポットも多いため、旅行需要を奪われやすくなっています。 - 店舗閉鎖が観光地としての魅力をさらに下げている
観光客減少によって店舗が閉まり、街が寂しくなると、旅行者から「以前より見る場所が少ない」と判断されます。それがさらなる観光客減少につながる、負の連鎖も起きています。
しかし回復の兆しも
ただし、観光客が現在も減り続けている、という表現は少し正確ではありません。2025年は約78万3,000人で、2024年より5.9%増加しています。つまり、回復はしているものの、コロナ前の半分程度にとどまっている状態です。

グアムから完全に観光客が消えたわけではないんです。
実際に2025年の観光客数は前年より増加しています。しかしコロナ禍前の2019年と比べれば、現在も約53%少ない状況のようです。
円安や物価高、航空便の減少、台風被害などが重なり、かつてのにぎわいを取り戻せていないのが実情のようです。
だから今こそ【グアム】なのです

かつての賑わいを失ったグアムの現状にショックを受けてしまった筆者でしたが、でもだからこそ今、【グアム旅行に行くべき】だと強く感じました。
グアム経済の多くを観光業が占めていますから、もちろんそこに貢献したい気持ちもあります(そのためにグアムウォーカーを立ち上げました)。
ですが普通の観光者として今のグアムを見た時にも、【今こそグアム】のメリットはたくさんあると感じました。
最高に快適

以前の賑わいあるグアムもまさにリゾートといった感じで最高でしたが、観光客が激減したグアムはかつてのグアムでは決して経験できなかった【極上のリラックス】がありました。
どこに行っても観光客が少ないため、プールも、海も、ショッピングも、そして食事も、全てが快適で非常にリラックスできるのです。

正直こんなに美しく充実したリゾート地を、こんなにも人口密度が低い状態で楽しめる事なんてそうそうないです。

ホテルのロビーにもあまり人がいないため家族でまったりチルアウトできましたし、こんなにもゆったりとした時間が流れるグアムを体験できるならば、円安だろうがドル高だろうが多少費用はかさんでも【今こそまさにグアム】だと言えるのではないでしょうか。

以前のグアムは本当にどこへ行っても観光客、え?こんな所にも?って場所にも観光客という状態でしたので、今はまさに最高のチャンスかも。
映え写真撮り放題


前述した通りグアム屈指の映えスポットであるタモントレードセンター前にも全然人がいないため、インスタ映えする写真も撮り放題です。

ん…?
今の子たちはもうインスタ映えとか言わないのかな…?(笑)


↑これはまだ賑わっていた頃(2013年頃)に、若くてダサい筆者がグアムの中心地にある赤いベンチで撮影した【自称映え写真】だったのですが、これを撮影するために人がいないタイミングを見計らったり、恥ずかしくて冷や汗が噴き出したりしたものです。
しかし今のグアムでは映え写真を撮影してても誰も見ていないため、周りをあまり気にせずに思い出の一枚(筆者の場合は黒歴史写真)を残す事ができます。

悲しいかな現在はアラフォーなため、もう映え写真など撮る年齢ではなくなってしまいましたが…(笑)
一生の思い出になる

人がおらずどこへ行っても最高にリラックスした状態でグアムを楽しむ事ができ、穏やかにグアムの風を感じられる今、グアム旅行は文字通り【一生の思い出】になる事でしょう。

特に家族旅行には最適で、プールで子供たちの成長を感じたり、ホテルのバルコニーで夫婦のゆっくりとした時間を過ごしたり、レストランで皆で思い切りアメリカングルメを楽しんだり、その全てが他の観光客に邪魔される事なく穏やかな気持ちで楽しめるのです。
小さいお子様もきっとグアムでの滞在を経験すれば良い刺激となり、後の人生観に大きな影響を及ぼすかもしれません。

実際3歳3ヶ月ほどで連れて行ったうちの息子も、帰国してから毎日のように「グアムに僕を連れて行って」と言いながら、グアム旅行のアルバムを引っ張り出してきてニコニコ眺めています(笑)
悪いがパパにそんな財力はない!(笑)
けど頑張ってまた連れて行こう!という気持ちになりますし、日々の良いモチベーションとなっています!
というわけで筆者はこれからも、家族の最高の思い出を作ってくれたグアムに、一人でも多くの観光客を呼び戻すため、一生懸命グアムのお役立ち情報を発信していきたいと思います。

















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