大人気EAAサプリ【パープルラース】に発がん性物質や危険な化学物質が入っているとの警告が…。徹底的に調べてみた！

ナチュラルトレーニーの皆様こんにちは！ユーザーの皆様サヨウナラ！

MDCバーベルクラブの代表を務めております、生涯ナチュラルビルダーけんた店長です(*^^*)

今回のナチュラルボディビル研究所は、タイトルにもある通りパープルラースについての記事になっております。

僕もここ最近Amazonで買って飲んでいるのですが、実はちょっと無視できないような気になる事があるのです…。

パープルラースってなに？

パープルラースとは大人気のEAAサプリメントの事です。

味もジュースのように美味しく非常に飲みやすく、さらに成分もとても筋肉に良い物がたくさん入っているので、ボディビルやフィジークに携わる筋トレ愛好家から人気のサプリメントとなっております。

アイハーブやAmazonで気軽に買える為、今や幅広い層から人気を呼んでおります。

パープルラースってどんなサプリ？

以下にアイハーブの商品説明欄からパープルラースの説明文を抜粋しました。

商品説明

• エルゴジェニック必須アミノ酸マトリクス
• 90回分
• 栄養補助食品
• イントラワークアウト
• 米国のGMP施設で製造
• 高速吸収/即効
• EAA & BCAA
• カフェインフリーエルゴジェニックフォーミュラ
• 自然同化環境
• 運動能力、持久力、力、スタミナと筋肉回復を向上
• 適法で男女両方に安全で効果的
• 代謝を刺激して体脂肪を減少
• 爆発的な強さ、パワーとエネルギー
• 筋肉のキレと量両方の増加と維持
• グルコース/マルトデキストリンフリー

ボディビルと運動能力向上の”聖杯”を発見：無駄のない筋肉と脂肪減少を最大化する一方で、回復力、強さ、持久力とエネルギーを高めます。パープルラースは、市販品の中で最も完成されたEAA/BCAA製品です。体を常にアナボリックな状態にして、追加されたスーパー持久複合体でハードにトレーニングし続けることを可能にします。

確かにこれだけ見るとめちゃめちゃ筋肉に良さそうなサプリメントですよね。

さて肝心の成分の方はどうなんでしょうか？

以下にアイハーブから抜粋した成分表を載せますね。

成分表

補足事実
サービングサイズ： 〜1スクープ（12グラム）（18ccスクープ）
コンテナ当たりの摂取量： 90
	サービングあたりの金額	％DV *
カロリー	0
脂肪からのカロリー	0
ナイアシン（ナイアシンアミドとして）	10 mg	50％
ビタミンB6（ピリドキシンHClとして）	10 mg	200％
カリウム（クエン酸塩として）	67 mg	2％
PurpleEAAコンプレックス L-ロイシン、L-バリン、L-イソロイシン、L-リジン、L-アルギニン、L-ヒスチジン、L-スレオニン、L-メチオニン、L-フェニルアラニン	7,000 mg	**
PurpleEndurance Complex カルノシンβ-アラニン、シトルリンマレート、ベタイン無水物、ジンジャー（根から）、L-ノルバリン	2,700 mg	**
*パーセントデイリーバリュー（DV）は2,000カロリーの食事に基づいています **日々の価値は確立されていません。

成分を見てもその優秀さが解りますね。トレーニーならばこれで買わない手はないですね…。

ちなみにその他の成分は以下の通りです。

成分その他

クエン酸、天然および人工ぶどう味、二酸化ケイ素、アセスルファムカリウム、スクラロースおよびビルベリーエキス。

アレルゲン警告：ミルク、卵、小麦、大豆、貝類、フィッシュオイル、ナッツ、ピーナッツを含む製品を処理する装置で製造されています。

ぱっと見超優秀サプリ…だけど本当は超怖い！？

さてさて、ここまではパープルラースの良い部分、すなわち光の部分しか書いてきませんでしたが、ここからは影の部分にスポットを当てて記事を書いていきたいと思います。

見逃しがちな超不安になる恐ろしい警告文…

多くのトレーニーが愛飲する大人気サプリのパープルラース。成分も良し、味も良し、価格も良しと、僕から見てもとっても優秀なサプリメントなのですが、

そんなパープルラースのいったいどこに影の部分が存在するのでしょうか。

それはある警告文の存在にあるのです。実はこの警告文が怖すぎて、僕もしばらく購入に踏み切れずにいたのです…。

癌、先天異常、その他の生殖障害…

以下にアイハーブの商品説明欄にある注意書きや警告文を載せましたのでご確認ください。

警告

当製品中のベータアラニンが少しヒリヒリした痛みを引き起こすことがあります。それは成分の自然な特質です。現在の健康状態を把握していない、または以下のような症状がある（これらだけに限らない）場合は、当製品を服用する前に医師にご相談ください：糖尿病、低血圧または高血圧、心臓の不整脈、脳卒中、心臓、腎臓、肝臓病や甲状腺障害、不安、発作の病歴、鬱、その他の精神病、悪性貧血やその他の血液障害、前立腺肥大症。本製品は18〜50歳の成人用です。警告:本製品には、カリフォルニア州では癌、先天異常またはその他の生殖障害を引き起こすと発表されている化学物質が含まれています。妊娠中または授乳中の場合は服用しないでください。推奨量未満の水での服用、または脱水しやすい場合、または非常に高温な環境にいる場合は服用しないでください。処方箋を受けた医師の許可なく、本製品を他の薬と共に服用しないでください。

お子様やペットに届かない場所で保管してください。

安全シールが破損している場合は購入しないでください。

当栄養補助食品に関する重大な副作用の報告や製品情報の入手は、電話 (×××) 7×5-7××4 までご連絡ください。（電話番号は一応伏せました）

赤マーカーで引いた所の文章…、ちょっと恐ろしすぎやしませんか…。

ちなみに先ほどもチラッと書きましたが、僕はこの一文があまりにも怖すぎて、周りのトレーニーがパープルラースをかなり前から進めてきていたのですが、購入に踏み切れずにいたのです。

でもこんだけ周りも飲んでるし、ネットでも人気だし、大丈夫かもしれないな…。とついに先月購入に踏み切ったのです。

しかし数週間パープルラースを飲んだ後、今頃になって怖くなってきてしまい、改めて副作用やその化学物質がなんなのかについて調べ始めたのです…。

ネットでは現時点では何も出てこない…

「パープルラース 危険」

とか…、

「パープルラース 発がん性」

とかとか…、

「パープルラース 副作用」「パープルラース 生殖障害」

とかとかとか、ネットで検索をかけてみても、なんにもヒットしないのです…。

なぜあんなに恐ろしい警告文が書いてあるのにもかかわらずなんの記事もレビューも出てこないんでしょうね…。というか他のマッチョたちは全然気にしてないのだろうか…。

どの成分が問題の危険物質か調べてみた

というわけで、誰も調べてないのなら僕が調べよう！誰も書いていないのなら僕が書こう！と思い、色々と怪しい成分を一つずつ検索にかけてみる事にしました。

成分表を見ても、正直僕的にあまり調べたことのない成分といったら、L-ノルバリン、二酸化ケイ素、アセスルファムカリウム、スクラロースおよびビルベリーエキス。くらいしかなかったので、とりあえずそれを一つずつ調べてみました。

L-ノルバリン

L-ノルバリンはアミノ酸の一種だそうです。運動のパフォーマンスを上げたり筋疲労の回復に役立つ効果があるそうです。しかし、L-ノルバリンには、脳細胞を傷つけ、神経変性疾患（アルツハイマー病、パーキンソン病等）を引き起こす可能性が示唆されています。

うーむ…、なんかまた違った方向性の怖い文章が出てきたな…(笑)

けれど発がん性や、生殖障害などに影響を及ぼすといった記述は見つかりませんでした。なのでこれは違うみたいですね。脳細胞を傷つけるってのはまた違った意味で怖いけど…。

二酸化ケイ素

プロテインパウダーや調味料などの保存期間を改善するために、固結防止添加剤がよく使用されます。このような添加剤の1つに二酸化ケイ素があるそうです。

二酸化ケイ素は成分が湿って一緒に固まってしまのを防ぐのに役立つそうです。

どうやらよく食品に付属されている「シリカゲル」の仲間みたいだそうです。

食品に使用されている種類が癌の形成に寄与しているという証拠はありませんとの事。

うーむということはこれは大丈夫そうですね…。

アセスルファムカリウム

アセスルファムカリウムとは砂糖の200倍の甘さをもつ人工甘味料（合成甘味料）だそうです。

アスパルテームよりさらに安価でコストが抑えられることから、飲料やお菓子などでよく使われているそうです。

アセスルファムカリウムには塩化メチレンという物が含まれているそうで、塩化メチレンは呼吸器や皮膚から体内に吸収されると、かなり「高い確率で発がんする」ことが明らかになっている危険な物質だそうです…。

また発がん性の危険性から、世界的に使用禁止になった「チクロ」という物と分子構造がとても似ているそうです…。

うーむ、どうやら問題の成分はこれっぽいですね…。

もしもこれが問題の成分ならばパープルラースがどうこうの前に、多くの人がすでに飲料やお菓子から摂取してしまっている事になりますね…。

しかもこれって筋トレをしてる人よりも、むしろしていない人の方が摂取してしまってる気がします。筋トレしてる人は甘い飲料やお菓子を避ける傾向にありますからね。

だとしたらこれはパープルラースだけに特別に入っているわけじゃないし、わざわざパープルラースだけに警告文が入るのでしょうか？

ただ先ほど記載した、アセスルファムカリウムに含まれる塩化メチレンの長期摂取は、頭痛、吐き気、肝疾患、腎疾患、発がんを引き起こす可能性が懸念されている他、妊娠中や授乳中は子供にも悪影響を及ぼす可能性があるなど、かなり危険性が示唆されている物質みたいなので、あまり良い物ではないようなのは確かです。

もしかしたら警告文にある「先天異常」の意味は、この塩化メチレンの子供に悪影響を及ぼす可能性があるって所から来ているのかもしれませんね。

更に、このアセスルファムカリウムには、精子数の減少、精子の運動量の低下、精液量の減少、生理不順などを引き起こす可能性も示唆されています。

って事はあの恐ろし気な警告文はやっぱりこのアセスルファムカリウムの事を言っているのかもしれませんね…。確かにこれは生殖障害に当てはまりますからね。

ただそれなら世界中のお菓子や飲料に恐ろしげな警告文が記載されるはずですし、他のサプリにも入ってるし、必ずしもこれだと断定はできませんが…。

ただこのアセスルファムカリウムについて調べていると、日本の少子化はこの食品添加物が原因ではないかと言われているみたいです。これについては人口調整の政策の一環だと考えているような人もいるとか…。だとしたら怖すぎますけど、あながち嘘とは言い切れないですよね…。ってここまでくるとパープルラースまったく関係なくなってしまうので、そろそろ着地しましょう(笑)

スクラロース

スクラロースも、アセスルファムカリウムと同じく人工甘味料の一種だそうです。

しかも「農薬の研究・開発中」に偶然に見つかった化学物質だそうです…。

スクラロースの危険性を裏付ける研究結果はたくさん存在するそうです。
摂取し続けることで懸念される代表的な副作用としては以下のような物があるそうで…。

「成長の遅れ」
「赤血球の減少」
「甲状腺の働きの衰え」
「マグネシウムとリンの欠乏」
「肝臓・脳の肥大」
「肝臓細胞異常」
「卵巣収縮」
「脳腫瘍の増加」
「リンパ腫を起こす」
「白血病を起こす」
「白内障を起こす」

これもアセスルファムカリウムと並んで危険な化学物質みたいですね…。

うーん、やっぱりあの警告文はこの人工甘味料たちの事を書いているのかなあ…。そうすると調べてないけども人工ブドウ糖ってのもなんか怖くなってくる。

ビルベリーエキス

ビルベリーエキスとは、ツツジ科の植物であるビルベリーの葉から抽出されるエキスだそうです。

ビルベリーとは北欧の森に自生する野生種のブルーベリーの事で、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが一般栽培種のブルーベリーの約5倍も含まれているそうです。

ビルベリーエキスには美肌や美白効果、ニキビやシワやシミを防ぐ効果があるといわれています。

という事でこれは大丈夫そうですね。というよりむしろ身体に良さそうですね。

恐ろしすぎる人工甘味料

ここまで色々と調べてきて、人工甘味料という物の恐ろしさを改めて認識しました。

断定こそできませんが、けんた店長的調べによるとあの恐ろし気なパープルラースの警告文は、アセスルファムカリウムとスクラロースによる物なのではないかと言う調査結果になりました。

本当にあの警告文は人工甘味料によるもの…？

…と、ここまで調べたのに、こんな微妙な結果で調査を諦めて良いのでしょうか…。

やはりどうしてもあの警告文は、人工甘味料のそれに対してなんかじゃないと思うのです。だってそれなら他のサプリメントにだって記載されていて良いはずですし、ましてや海外の過激なサプリが、今更人工甘味料ごときなんぞに警告文なんてわざわざ載せるとは思えないのです…。

というわけで更に一歩踏み込んで調べてみる事にしました。

パープルラースのウェブサイトへ飛んでみた（海外サイト）

アイハーブの商品説明欄をよ～く見てみると、下の方に「メーカーのウェブサイトをご覧ください」との文字リンクが。

というわけでパープルラースのメーカー「CONTROLLED LABS」のサイトへ飛びました。もちろんサイトは海外サイトなので英語オンリーでチンプンカンプンだったのですが、そこはグーグル先生の翻訳機能でなんなくクリアー。

で、パープルラースのページを見つけて中を覗いてみました。ちなみに本家のサイトでは翻訳機にかけるとパープルレイス＆紫の怒りと表示されていました。紫の怒り。

で警告の項目を見るとこんな文章が。

Initial (first serving) Directions: To assess your individual tolerance to the ergogenic matrix, combine 1/2 Scoop of PURPLE WRAATHT with 5-10 oz. of water and consume it before, during and/or after your workout. Shake well before drinking. If you experience any unusual occurrence, stop and consult your doctor. Directions For Regular Use: Combine 1-2 servings of PURPLE WRAATHTM with 20-40 oz. of water, and consume it during the workout or over an extended period of time (pre-workout, during your workout, and post-workout). Shake well before drinking. For best results, PURPLĒ WRAATHTM should be used in conjunction with other Controlled Labs products, with an adequate amount of water per day, and a high protein/moderate carbohydrate diet. For more details on optimizing your results, please see www.ControlledLabs.com Warnings: The Beta Alanine in this product may cause a slight tingling in some people. This is a natural characteristic. Before ingesting this product you should consult your doctor if you are not aware of your current health status or if you have any medical condition including, but not limited to: diabetes, high or low blood pressure, cardiac arrhythmias, stroke; diseases of the heart, kidneys, liver or thyroid gland; anxiety, history of seizures, depression, any psychiatric ailment, pernicious anemia or other blood disorders, prostate enlarge- ment. This product is intended for adults 18-50 years of age only. WARNING: Consuming this product can expose you to chemicais including [Lead], which are known to the State of California to cause cancer and birth defects or other reproductive harm. For more information go to www.P65Warnings.ca.gov/food. Do not take this product if you are pregnant or nursing. Do not consume with less than the recommended amount of water or if you are prone to dehydration or are subjected to extremely hot temperatures. Do not take this product with any drugs without permission from your prescribing doctor. Keep out of the reach of children and pets. Do not purchase if safety seal is broken.

うーむ、英語はさっぱりだけど、どっかで見たような文だなあ。

と思ったらパッケージ裏の文章でした(笑)

最初っからこれを翻訳機にかければ良かったのか…orz

で、上記の文の赤線を引いた所を見て頂きたいのですが、この注意書きを翻訳機にかけると、どうやら[Lead]という物質が問題の化学物質らしいのです。

で詳細についてはwww.P65Warnings.ca.govにアクセスしてくれとの事。

というわけで次は[Lead]ってのが何なのかを調べにwww.P65Warnings.ca.govへ飛ぶことに。

[Lead]とはいったい何なのか…

www.P65Warnings.ca.govに飛んでみると、なにやら海外の危険性のある化学物質についての辞典のようなサイトでした。もちろん英語まみれ。

[Lead]という項目を探していると、「Lead and Lead Compounds」という項目を発見しました。というわけでそのページにアクセスして、またまたグーグル先生の翻訳機のお力を借りて日本語に直す事に。

するとどうやら「Lead and Lead Compounds」とは、鉛および鉛化合物だという事が解りました。

鉛の危険性

そのｐ65というサイトによると、鉛は出生時欠損やその他の生殖障害を引き起こす可能性があるそうです。

さらに妊娠中の鉛の摂取は、脳の発達に影響を与え、子供のための学習や行動の問題を引き起こす可能性があるとの事…。そして男性と女性の生殖システムにも害を与えることがあるそうです…。

鉛化合物も癌を引き起こす可能性があるそうです。

うーーむ、怖いな…。しかしやっとあのパープルラースの恐ろし気な警告文の正体が判明しましたね！いやーーーなんだかやっとすっきりできました…。

パープルラースどうこうの前に、驚くべき事実が…

このままパープルラースを飲み続けて良い物なのか不安なので、鉛について更に調べてみると、そこには鉛についての驚くべき事が書いてありました…。その驚きの文は以下の通りです…。

食品中には1kgあたり約0.2mgの鉛が含まれており、職業的あるいは特殊な鉛曝露がない通常の人では、食物と水から１日約0.3mg、大気から経気道的に約0.03mgの計0.33mgの鉛を摂取しているといわれています。

なんと僕たちはすでに食事や水、更には大気から鉛を摂取してしまっていたのです…。

え、だったらこれもうパープルラースがどうのって話じゃないんじゃ…。

とはいえ既に摂取してしまっているのなら、なおさらこれ以上余計に鉛を摂取するのは嫌ですよね。

ちなみにですが、あるサイトによると鉛の「耐容一日摂取量（TDI）」が、体重1kg当たり0.0035mgと算出されているそうです。とすると僕に例えるとするならば、

体重75kg×0.0035mgで、0.2625mgという事になります。

とけんた店長と同じように思った方は安心めされい。そのサイトによるとこうも書いてありました。

経口摂取された鉛は、成人ではそのうちの約10%、小児では約40～50%が消化管から吸収され、カルシウムや鉄の摂取量が少ないと鉛の吸収が促進されるといわれています。

カルシウムは鉛と競合して消化管における共通の輸送機構を利用するため、カルシウムが鉛の吸収を抑制するといわれています。

また、経気道的に吸入された鉛は約30%が吸収され、その8%弱が気管に沈着するといわれています。吸収された鉛は血液中に移行し、そのうちの大部分が赤血球のヘモグロビンに結合します。

吸収された鉛は、最初肝臓や腎臓に分布しますが、最終的に体内に含まれる鉛の約90～95%が骨に蓄積し、一部の鉛が脳に蓄積するといわれています。鉛は腎臓から尿に含まれて排泄されますが、骨に蓄積された鉛は、その濃度が半分になるには約5年かかり、長く体内に残存するといわれています。（ら・べるびぃ予防医学研究所より引用抜粋）

なので摂取したうちの全てが吸収蓄積されるわけではないみたいですね。けど骨や脳に蓄積されるってのは怖いですね…。

だけどそもそもパープルラースの成分表には鉛なんて表記されていないし、どれくらいの量の鉛が含まれているのかも書いていないので、参考のしようがないんですよね…。

ちなみに鉛を体内に入れすぎてしまうと「鉛中毒」という恐ろしい中毒症状に陥ってしまうそうです。

予防法は？

鉛中毒にならないようにする予防法はひとつだそうです。

それは体内に入れない事…。

治療法はある？

鉛中毒の治療法は、洗い流すか、排泄するかの2つの方法があるそうです。

体内の鉛の濃度が高いなど緊急性がある場合は「全腸洗浄」といって、大量の薬液を流し込み、胃や腸に溜まっていた鉛を洗い流すそうです。

鉛の濃度があまり高くない場合は、「キレート剤」という薬を使って身体の中に留まっていた鉛を尿中に排泄させる方法をとるそうです。

しかしキレート剤は、亜鉛や鉄など身体にとって大事な成分も一緒に排泄させてしまうそうで、味覚障害や貧血などの副作用が出てしまう場合もあるとか…。

うーん、やっぱり鉛は取らないにこしたことはないですね…。

まとめ…

かなり長くなってしまいましたが今回の調査結果としましては、パープルラースには確かに人体にとって危険性のある化学物質が含まれている事が解りました。それは鉛および鉛化合物という物である事、そしてそれが人体にとって悪影響しか及ぼさないという事も解りました。

ただしその鉛および鉛化合物がどのくらいの量含まれているのかは、どこにも記載されていないため不明のままです。

さらにアセスルファムカリウムとスクラロースという人工甘味料の恐ろしさまで判明してしまいました。これもパープルラースには入っています。

しかしアセスルファムカリウムやスクラロースといった人工甘味料に関しては、他のサプリメントや、お菓子や飲料にまで広く使われているので、これはパープルラースに限った事ではないようです。

以上を踏まえた上で僕個人の考えとしては、鉛は経口摂取しても10％程度しか吸収されないと言う事と、長くパープルラースを愛飲しているトレーニーが多いのにも関わらず、鉛中毒になったという報告が一件も見当たらないという事から見て、

パープルラースを飲んだからと言ってすぐさまどうにかなるという事はないだろうと考えます。

ただし、鉛は骨や脳に蓄積し人体に悪影響を与えると言う事実や、濃度が半分になるのに5年以上もかかると言われている事を考えると、やはりまるっきり無視できるような内容ではないとも考えます。

以上の事から、僕個人としては今ある分は飲みきりますが、その後は他のEAAサプリメントにする事を検討するかもしれません。

ボディビルに魅了された男の危険な考え…

検討という表現に留まったのは、正直言ってパープルラースのあの警告文みたく、きちんと記載してくれるだけまだ「優良」なメーカーなのではないかと思うからなのです。

と言うのも海外製のサプリメントは、記載されていない危ない成分がけっこう入っているという噂が昔からあるのです。

それに関しては確かに僕もなんとなく思い当たるふしがあるので、まるっきりのデタラメとも思えないのです。

だとするならば、「いまさら少々の鉛を取った程度がなんだと言うのだ」なんて考えてしまう自分がいるのです…。

いやはやボディビルという世界は恐ろしい物ですね…。憑りつかれてしまうと少々の不健康さなんて気にしなくなってしまうのです。華やかなのはステージの上だけ。あのステージのふもとには暗く濃ゆい影の世界が広がっている…のかもしれません。

だってたんぱく同化剤やホルモン剤等の禁止物質を一切摂取しない、100％ナチュラルトレーニーの僕ですらこんな調子なんですよ。

ドーピングユーザーなんてもうハイパーケミカルモンスターと化している事でしょう…。

とはいえ「少々の鉛がなんだ」だなんて言っている僕も、ナチュラルとはいえ一般人から見たらドーピングユーザーとあまり変わらない考えなのかもしれません。

そうなってくるともうナチュラルってなんなんだよってなってきちゃいますよね…。これを考え出すと思考の迷宮にはまってしまいそうなので、とにかく僕は競技として禁止されている物質は取らない！それ以外は自分の健康と相談！という一応の100％ナチュラルを貫きますよ。

とりあえずフィットネスでは無いという事だけは確かですね。ナチュラルの僕ですらおよそ健康とはかけ離れていますからね…。

この記事を読んでくださっている皆様も、ご自身でしっかり考えて、自分の身体と相談して、それでも大丈夫と思った方だけ購入してくださいね。パープルラースは純粋に「筋肉に良いか」という事だけを考えれば、間違いなく優秀なサプリメントな事は確かですからね。

というわけで長々とご閲覧ありがとうございました。けんた店長でした。

↑パープルラースやその他の玄人向けボディビルサプリを買うならアイハーブがおすすめです。