こんにちは。YouTuberのけんた店長です。今回は筋肉を愛する皆様に向け、注意喚起的な記事を書きたいと思います。
少し長くなりますが、筋トレ&筋肉を愛する人には是非読んでいただきたい内容になっております。
筋肉とドーピング
僕はトレーニングを始めてから15年ほどたつのですが、といっても途中5年以上ほとんどやってなかった期間があるので賞味10年もやってないですが…(笑)
まあとにかく筋トレという世界に触れてからそれなりに長い時間が経ちました。
その中でやはり感じたのは『ドーピング』というモノとの関係の深さです。
大会のドーピングチェックなんてあってないような物なので、トップ選手のほとんどがなんらかのドーピングをしていると言われています。
まあトップ選手達の筋肉の成長速度は、完全に人間のそれを凌駕しているので誰が見ても一目瞭然ですが、無名の選手や大会に出場していないような趣味程度のトレーニーですら、あまり前のようにドーピングに手を出す世界なのです。
注射器ごろごろ
昔地元にハードコアなボディビルジムがあったのですが、そこ出身のトレーニーのおじさん方が、今僕が通っているエニタイムフィットネスに何人か来ています。
身長170cmで体重100kg弱の体脂肪率15%のドデカい人や、ハーフデッド300kg以上でガンガン引くような、軒並みバケモノ揃いなのです…(笑)
中にはそのボディビルジムからオリンピアに出た黒人さんもいるとかいないとか…。
でその人たちの何人かが、「昔はロッカーとかトイレに注射器がゴロゴロ転がってたよ!」なんて言ってました(笑)
別にステロイドやホルモン系のサプリは、経口タイプもたくさんあるので注射器だけが相場じゃないですが、ともかくそれくらい普通にドーピングが横行している世界なのです。
有名選手達はほとんどユーザーの可能性…
あまりトレーニング歴の長くない人からすると、「ほんとにそんなにドーピングしてる人いるの?」と信じられないかもしれませんが、実際はかなりの数のトレーニーがなんらかのドーピング行為をしていると思います。
長年トレーニングをしていれば誰にでも解る事なのですが、ボディビル&フィジークはドーピングありきの世界なのです。
というのもトップ選手達のおよそ人間離れしたモンスターのような身体を手にいれる為には、どうしてもドーピングの恩恵が必要になってくるからです。
人間の成長速度には限界がある
トレーニング歴2~3年くらいのビギナーの時は、オリンピアの選手達を見て「僕もいつかあんな風になるんだ!」「頑張ればあんな風になれるんだ!」なんて本気で思っていました(笑)
けれど10年近く本気でトレーニングをやると、人間の筋肉の成長速度には限界があるって事が解ります。
筋トレを始めて間もないうちはモリモリ筋肉がついて、みるみる身体が変わって行きますよね。
ですが5年、7年、10年と年数を重ねて筋量が増えていく度に、通常の人間が1年でつけられる筋肉の量はせいぜい2kg~3kg程度だという研究結果が出ております。
この研究結果に関して僕も体感としては、ある程度的を得ている研究結果だと思います。
ベテラントレーニーが一年で5kgも6kgも筋肉をつけるなんて事は、ドーピング等なんらかの恩恵を得なければありえない事なのです。
最近は若いうちから…
ましてや最近のフィジーク選手達なんて、トレーニング歴5年や7年ほどの短さで恐ろしいほどの筋量を手にしていたり、今までは普通だったのに一年で急に恐ろしいほどの筋量を手にしてるような方もいますよね。
それこそ20年本気でトレーニングや栄養摂取に打ち込んできた、著名なナチュラルビルダーよりも大きな筋肉を手にしている人もいます。
筋肉は木の年輪のような物です。それをどうしてトレーニングを始めて5~7年の若者が、20年本気で人生を捧げてきたベテラン達を軽々と越えられるのでしょう?
答えは遺伝子異常であるか、ドーピングに手を染めているかの二択なのです。
ドーピングありきの世界
さて、ここまでドーピングの事をまるで違法行為かのように書いてきましたが、僕は完全にドーピングを否定している訳ではありませんし、正直なところボディビル&フィジークの世界は、ドーピングありきの世界だと考えています。
だからと言って僕はホルモン剤も、ステロイドも、その他禁止薬物の類い全てに関して一切やるつもりはありませんし、一生涯100%ナチュラルトレーニーを貫くつもりです。
ですが有名な大会に出場して、「ボディビルでご飯を食べていくんだ!」「トップ選手達と競いあって世界一になるんだ!」と考えている人であるならば、どうしてもドーピングという手段を選ばざるおえないのかもしれないのです。
だって自分以外の選手達がみんなドーピングをしているのに、自分だけナチュラルの状態で戦わなければならないとすれば、勝てる可能性なんてゼロに等しいですからね…。
それくらいステロイドやホルモン剤の効果は凄まじいのです。
「薬に頼らず努力でカバーしろよ」と思った人もいるかもしれませんが、それはどだい無理な話なのです。
だってトップ選手達は皆同じくらいの努力をしているのです。それこそおよそ一般人の考えが及ばないようなレベルのトレーニングをして、食べ物に細心の注意を払い、様々なサプリを取り続け…。
そんな競馬で言ったらゴール前鼻差で争っているような一流の人間達が、同じくらいの努力を続けている世界が、スポーツのトップレベルの世界なのです。
そんな人たちが更にドーピングの恩恵を得たらどうでしょう?
ナチュラルで戦っている人に勝ち目なんてあるわけないですよね。
なのでどうしても一番を目指している人はドーピングに手を出してしまうのかもしれません。
それでも違反行為である事に違いはない
少しドーピングを肯定するかのような書き方をしましたが、僕はドーピングを肯定は絶対に致しません。
そもそもドーピングは違反行為である事に違いはないからです。健康被害も多数報告されています。
けれど世界で戦っている当人達にはやむにやまれない事情もあるのかな…と考えているだけで、自分は絶対に100%ナチュラルトレーニーを貫き通します。
ナチュラルには覚悟が足りない?
よくドーピングユーザーが「ドーピングしないやつは覚悟が足りない」などと言う事があります。
ユーザーの言い分は、
「みんなドーピングしてるのに、なぜ自分だけナチュラルで戦わなければならない?」
「そういう世界なんだから仕方ない、使わないのは筋トレに全てを捧げる覚悟が足りないから。」
などなど…。
ですがこれはさすがに無理矢理すぎますね。だってそもそも禁止行為なのに変わりはないですし、反則行為をしておいて開き直ってるだけにしか聞こえないのです。
禁止されるには禁止されるだけの理由もあるし、使うのは勝手ですが僕らナチュラルである事に信念持ってやってる人に対して「覚悟が足りない」だなんて失礼極まりないと思います。
うっかりドーピングに注意!
さてここまでは筋トレ界とドーピングについての関係性を長々と書いてきましたが、僕たちドーピングをしないトレーニーが気を付けなければいけない事は、ズバリうっかりドーピングです。
うっかりドーピングとは、ドーピングするつもりがないのに、気がつかずに禁止物質を摂取してしまう事です。
一番気を付けなければいけないのは海外製サプリからのうっかりドーピングです。
他にも花粉症のステロイド注射なども避けるべきでしょう。
注射器だけがステロイドじゃない
そもそもの話なのですが、多くの人がドーピング=ステロイド。そしてステロイド=注射器。のように勘違いしているのですが、ドーピングチェックに引っ掛かる禁止物質はそれだけではありません。
たんぱく質合成系やホルモン系の物や、注射器ではなくもちろんサプリメントのような経口タイプもたくさんあります。
海外製サプリに注意!アイハーブにも禁止物質を含むサプリが…
そこで僕たちナチュラルトレーニーが一番気を付けなければいけないのが『海外製サプリメント』です。
もちろん僕も毎日たくさんの海外製サプリメントを摂取してますし、インターネットの普及で多くのトレーニーが海外製サプリメントを摂取している事と思います。
当ブログでもお馴染みのアイハーブやマイプロテイン、更にはAmazonや楽天などで、誰でも気軽に手にいれる事ができてなおかつ高品質なので、今では筋トレ愛好家だけでなく、ダイエット中の女性や健康志向の方などにも海外製サプリメントは広く浸透しております。
ですが意外と知られていないのが、アイハーブなどでも普通に禁止物質が含まれるサプリメントが売っていると言うことです。
例えばこの前当ブログで紹介した「アニマルパック」ですが、
アニマルパック自体は問題ないのですが、アニマルパックのメーカーのユニバーサルが出している他のサプリで、大会や競技によっては禁止されている物質を含む物が、アイハーブ内で販売されています。
たんぱく質同化…やホルモン…等の文言が商品説明にあるサプリメントには要注意です。その場合はかならずサプリの詳細欄をチェックしましょう。注意書きが書いてあるはずですので。
それからテストステロンというフレーズが入るサプリにも注意が必要です。
もちろん禁止物質の含まれないテストステロンブースターなら問題ないですが、そうではない物も普通に販売されているので気を付けてください。
あとは内臓保護剤と併用する系のプロホルモンなども注意してくださいね。
ドーピングは違反ではあるが、違法ではない
ここがミソなんだと思います…。スポーツの大会などでは違反行為にあたるドーピングですが、法律的には「個人の使用、所持に関しては問題ない」のです。
これがそもそも競技会がおかしくなっている根本だと思うのです。どう考えてもステロイドやホルモン剤の存在はスポーツの世界において公平じゃなくなる諸悪の根元でしかないので、医療目的以外での所持使用を違法にしてくれたら良いのになと常々思います。
そもそもボディビル&フィジークだけの話ではない
ドーピングの蔓延はなにもボディビルやフィジークなどの肉体美を争う世界だけの話ではないのです。
僕の知っている限り、格闘技や球技などの競技者が使っている場合も多々あります。
オリンピックや世界陸上などでもよく問題に上がっていますよね。全てのスポーツにおいて問題になっている事なのです。
健康被害も多数報告。更に未知の副作用も
なぜドーピングが禁止されているのかと言えば、アンナチュラルな成長速度の実現や、身体能力の引き上げなど、競技の公平性を完全に崩壊させる事はもちろんですが、
人体への悪影響、恐ろしい副作用による健康被害という事も理由の一つとして挙げられます。
良く言われているのが重い内臓疾患、薄毛、鬱などの精神疾患などですが、ステロイドやホルモン剤の副作用は未だ完全には解明されておらず、未知の部分が多く存在します。
僕が実際に聞いてきた副作用だと、上記の他にも視力の著しい低下、皮膚疾患なども出る方がいるそうです。
また長期間使用していたにも関わらず、副作用が出なかったと言う報告もあるのですが、本人が気がついていないだけなのかもしれませんし、副作用が出てからじゃもう手遅れだとも聞きますし、やはり健康に生きる為にはドーピングはダメ、ゼッタイですね!
っていうかそもそも後ろめたさはないのかよ!(´⊂_`;)
ドーピングはダメ、ゼッタイ!
というわけで物凄く長々とドーピングについて記事を書きなぐってしまいましたが、如何だったでしょうか。
とにかくドーピングがスポーツ界を崩壊させている事や、健全な生活を破壊する事が解っていただけたら幸いです。
そして僕のように一生涯100%ナチュラルを目指す人は、絶対にうっかりドーピングをしないように注意してサプリ選びをして下さい。後悔してからでは遅いので!
ではではご閲覧ありがとうございました。けんた店長でした。
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