筋トレ好き、ボディビル好きの皆様こんにちは。
MDCバーベルクラブの代表、ナチュラルチェストモンスターけんた店長です。
今回のナチュラルボディビル研究所は、【宅トレ/自宅ジム】vs【フィットネスジム】双方のメリット&デメリット比較というタイトルの記事をお送りいたします~。
全国津々浦々のトレーニーの皆様必見ですよ~!
宅トレとジムトレ、どっちが良いの?
日本にフィットネスブームが巻き起こって以来、宅トレvsジムトレの論争は絶えず行われていきました。
当記事執筆時点でトレーニング歴16年目になる筆者は、ジムトレがメインでサブで宅トレを利用しているいわば中立のトレーニーですので、今回はどちらもやる派の筆者が【宅トレ/自宅ジム】vs【フィットネスジム】双方のメリット&デメリット比較を徹底的にやっていきたいと思います。
目指す身体によって変わる
まず双方のメリットデメリットを解説する前に書いておきたい事があるのですが、どちらが良いとは断言できないという事です。
というのもそもそもの話、その人の目指す身体や筋肉によってどちらが適しているのかが変わるからです。
自重トレメインのトレーニーやあまり重さを使わないタイプのトレーニーならば宅トレ/ホームジムでも十分ですが、ガンガン重たい重量を挙げてパワフルにトレーニングしたいというトレーニーならやはりジムトレの方が適しているので、自分がどのようなタイプなのかをまずしっかり考える事が重要だと言えるでしょう。
まず大前提としてこの事を踏まえたうえで、次項からは双方のメリットデメリットを比較していきたいと思います。
宅トレ/ホームジムのメリット
ではまずは宅トレ/ホームジムのメリットから解説していきたいと思います。
コロナウイルスの蔓延で爆発的に増えたホームトレーニーですが、果たしてジムトレと比べてどのようなメリットがあるのでしょうか。
時間の自由
まず筆者が最も感じる宅トレ/ホームジムのメリットは、時間に対する自由度の高さです。
この時間に対する自由度の高さとは何を指すのかと言いますと、自宅にジム(トレーニングスペース)があるためいつでも好きな時にトレーニングが出来るという事と、無駄な待ち時間が発生しないと言う事を指しています。
爆発的なフィットネスブームが数年前に到来してからというもの、街のトレーニングジムはどこも人気で、夕方などは混雑している事が増えました。
混雑しているジムだと使いたい器具がすぐに使えず、無駄な待ち時間が発生する事もしばしば…。
これが筆者的にはかなりストレスなので、その点自分以外の利用者がいない宅トレ/ホームジムはストレスなくトレーニングが出来る環境なので、ジムトレと比べて大きなメリットがあるのではないでしょうか。
上裸で出来る
意外とどうでも良い事のように思えて、なかなかどうして馬鹿にできないメリットだと思うのですが、宅トレ/ホームジムでは自分の家ですので上半身裸でもトレーニングができますよね。
これは別に筆者が裸族だからとかそういう理由ではなくて、筋肉の動きをしっかり見ながらトレーニングが出来るからという理由です。
特にある程度カットやバスキュラリティ(血管)が出ているトレーニーさんならば、鏡で自分の肉体がパンプしているのを見ながらトレーニングすれば、かなりモチベーション的に違うと思います。
トレーニング中の気分ってすごく筋肉に影響を及ぼす要素ですので、意外と馬鹿にできない宅トレ/ホームジムならではのメリットなのではないでしょうか。
急な腹痛に襲われても安心
これはお腹ピーピー芸人の筆者ならではの問題なのかもしれませんが、強カフェインのサプリメントを摂取してからトレーニングに向かうと、ジムについてからお腹が痛くなってしまう時がちょこちょこあるのです。
しかし土地が狭い日本ならではの問題なのですが、ジムの水回りのスペースがあまり広く取れていない事が多く、トイレが1~2個しかないジムも珍しくないのです。
急に激しい腹痛に襲われた時にトイレが満室だった…、なんて事も筆者は何度も経験しているので、その心配をしなくて良い宅トレ/ホームジムは、お腹ピーピートレーニーには安心してトレーニングできる環境だと言えます。
水回りでいうとシャワー室も少ないので、入ろうと思ったらシャワー室が満室で…というパターンもジムトレだとよくある事なので、その辺も宅トレなら心配ないですね。
倒れるまでトレーニングしても大丈夫
筆者はいわゆるトレーニングガチ勢というやつで、バリバリの現役時代はジムで気を失う事なんかも何度か経験しました。
【倒れるくらいのトレーニング】ではなく【実際に倒れるまでのトレーニング】をする人にとっては、ジムが自宅から遠いと帰りがけっこう不安なのです。
意識が朦朧とした中での長距離の帰宅は危険ですし、実際命がけになる場面も出てきます。
その点宅トレ/ホームジムならいくら満身創痍になっても既に自宅ですから、安心してぶっ倒れるまでトレーニングが出来るというわけなのです。
※筆者は特殊な訓練を積んでいます。倒れるまでトレーニングしてはいけません。本当に死んでしまう可能性もあるので読者の皆様は絶対にマネしないで下さい。
宅トレ/ホームジムのデメリット
では次に筆者が感じる宅トレ/ホームジムのデメリットを挙げていきたいと思います。
ジムトレと比べてどんな所にデメリットを感じるのかを詳しく解説していきたいと思います。
とにかく狭い
これは宅トレ/ホームジムとジムトレを併用している人なら誰しもが感じる事だと思いますが、とにかくジムに比べて狭いので、とれもフラストレーションがたまります。
ただしこれは人それぞれどのくらいのトレーニングスペースを確保できるかによりますし、マンションなのか一軒家なのか、自室なのか屋外のガレージなのか等にもよって全然変わってくる話ですので、もしかしたら全然狭くないホームジムを持っている方もいるかもしれません。
ただし地方の宅トレ/ホームジムでもない限りは基本的には6~10畳程度のスペースである事が多いですから、特殊な例を除けばジムトレと比べると圧倒的にスペースは狭いはずです。
やはりトレーニングにはダイナミックな動きが必要な場面も絶対に出てきますから、狭い宅トレ/ホームジムだと思うように可動域が取れなかったり、壁にウエイトをぶつけてしまったりなど、ストレスを感じる場面が高確率で出てきてしまうのです。
騒音問題
これはマンションなどの方は特にですが、どうしても運動中は大きな音や振動を他室に与えてしまいますよね。
なのでそもそもマンションの場合ホームジムを作る事はマナー的に難しいですし、一軒家の場合でも他の家族や同居人とのトラブルに繋がる恐れがあります。
高重量が扱えない
これも前項の騒音問題と関連するのですが、やはり扱う重量が大きくなればなるほどに騒音や建物へのダメージは大きくなりますから、200kg以上を扱う中級者~上級者になると宅トレ/ホームジムだとマナー的に厳しくなってきてしまいます。
一軒家で他の家族の了承を得られている場合や、庭の納屋などにホームジムを作らない限りは、なかなかに高重量を扱う事は難しいでしょう。
モチベーションが上がり辛い
これはトレーニング歴16年、三度の飯より筋トレが好きという筋トレ中毒の筆者ですら感じてしまう事なのですが、自宅でのトレーニングはモチベーションが上がり辛いです…。
テンションが上がり辛い要素が多く、攻撃的なモードに気持ちを持っていくのが難しいのです。
好きな音楽を爆音で流すなどの小細工は有効ですが、騒音問題にも繋がりかねないですからね…。
汗が床に落ちるのも、スペースが狭いのも、他人の目がないのも、全てがモチベーションの低下に繋がります。
このあたりは得意な人や異常にストイックな人なら問題ないですが、多くの人は気持ちの持って行き方に工夫が必要だと感じる事でしょう。
ジムトレのメリット
さて次はジムトレのメリットを解説していきたいと思います。
一口にジムトレと言ってもパーソナルジムや大型のジム、個人経営の小さなジムにクロスフィット系ジムなど、様々なタイプのジムがありますが、今回のジムトレについては中型~大型の一般的なトレーニングジムについて取り扱う事とします。
設備が良い
街のジムにはホームジムにはなかなか導入できないような大型のマシンやパワーラックが取り揃えてあり、プレートの数も豊富だったり器具の種類も多かったりと、ホームジムと比べて設備が良いというメリットがあります。
ホームジムだとどうしてもスペースの問題や資金の問題から導入できるモノは限られてしまいますが、街のジムなら豊富な資金力とスペースの広さでホームジムと比べ物にならないくらいの設備を利用できます。
モチベーションが上がる
ジムトレのメリットとしてモチベーションが上がりやすいという点が挙げられます。
広々とした空間と快適な空調、豊富なマシンと周りのトレーニーの熱気など、筋トレのモチベーションを上げてくれる要素が宅トレと比べて多いのです。
特にメンズ諸君に関しては綺麗なフィットネス女子でもいた日には限界突破も容易でしょう(笑)
周りの目
これはモチベーションが上がるというメリットと重複する部分がありますが、周りの目がある事によってモチベーションが上がるのと、見られているという意識が働きサボれないというメリットがあります。
こと筋トレという分野の趣味趣向においては、「見られている」という環境がとても大事な事のように筆者は感じます。
ジムトレのデメリット
さて最後はジムトレのデメリットについて解説致します。
これもジムトレのメリット同様に利用するジムのタイプによってもだいぶ話は変わってきますが、今回は一般的なトレーニングジムのデメリットについて書いていきたいと思います。
混雑
宅トレ/ホームジムだとマシンの待ち時間は発生しませんが、街のジムでのトレーニングではどうしても混雑によるデメリットを感じます。
使いたい時にマシンが埋まっていて使えない、待ち時間によるインターバルが長くなってしまいがち、同じ部位を長時間トレーニングするのが困難など、混雑によるストレスは多いです。
人気のジムだと、特にパワーラックに関しては争奪戦が起きていて、なかなかすんなり使える日は少ないのが現状です。
好きな服装でトレーニングできない
これは人によりますが、タトゥーが入っている人だとタンクトップが着られなかったり、好きな服装でトレーニングできないというデメリットがあります。
タトゥーが入っていなくても外国のジムモチベーション動画のように上裸でトレーニングする事は基本的にできませんし、公共の場にふさわしい服装でないとトレーニングができません。
宅トレ/ホームジムだと自分の好きな恰好でトレーニングできるので、このあたりは宅トレ/ホームジムに軍配が上がりそうです。
あとは最近お洒落なトレーニーが多いので、昔のコアなボディビルジムのようにラフな服装だと行き辛くなっている感じもありますね…。
距離の問題
生活圏にジムがない場合は時間をかけてジムまで行かなくてはならないので、多忙なビジネスマンや子育て中の主婦の方など、時間を捻出するのが難しい方にとってはジムまでの距離は大きな障壁となります。
自分に合ったチョイスが必要
というわけで今回は【宅トレ/自宅ジム】vs【フィットネスジム】双方のメリット&デメリット比較という記事をお送りいたしました。
宅トレかジムトレかを決めるのは、自分のなりたい目標の肉体と相談し、ライフスタイルとの両立が計れる方に決めましょう。
ではではご閲覧ありがとうございました。
ナチュラルボディビル研究所でした。
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