こんにちは、あんこ餅大好きけんた店長です。今回は僕達トレーニーにとって一番避けなければならない物についてお話したいと思います
実は僕、全身をくまなく鍛えているのですが肩がウィークポイントなのです。
上記の写真を見てわかる通り肩が弱いのです。僧帽筋と大胸筋がやたら発達しているために肩が小さく見えると言うのもひとつの原因ではありますが、それにしても他の部位に比べると肩が弱いのは間違いないですよね。
これには実は理由がありまして、僕は過去に二度ほど肩を痛めていて、それ以来プレス系の種目をやると肩が痛むのです。そのため肩のトレーニングからプレス系の種目を外してしまっていたのです。
サイドレイズやリアレイズ等はわりとしっかりやっていたのですが、ダンベルプレスやストレートバーを使ったプレス系の種目は、痛めてからの数年間軽くパンプさせる程度にしかやってこなかったのです。
それがたたって、他の部位に比べ肩の張り出しが弱くなってしまったのでしょう。
ちなみにもちろんですが胸の種目でのベンチプレスも高重量は肩が痛みます。肩は上半身のトレーニングの色々な種目に絡んでくるので、痛めると本当にストレスな部位なのです。
さらに僕は腰も膝も痛めてます。腰に関しては変形していて身長が1.5cmほど縮んでしまいました。腰骨の変形は他の部位の手術の時のレントゲンで発覚したのですが、慢性的な腰痛はこのためだったようです…。
肩、腰、膝を痛めていたのでBIG3をしばらく封印していたほどです。今は低重量での自分なりのトレーニング法を確立できたのでしっかり筋肥大もできるようになりましたが、痛めてからの数年間は暗黒期を過ごしました…。
そうです。僕達トレーニーにとって、そして筋肉にとって最も避けなければならない最悪な物とは「怪我」なのです。
怪我はトレーニーの日々のプログラムを妨害し、最悪の場合未来をも奪います。
怪我がなければ1年間に2kgの筋量アップを予定していたのに、怪我のせいでその半分どころか現状維持で手一杯になってしまうなんて悲しい事態は絶対に避けなければなりません。
僕達の寿命は有限です。そしてトレーニーが最もパフォーマンスを発揮できる時期ももちろん限られています。その貴重な時間を怪我に奪われる事は、とてつもない損失なのです。
では僕はなぜ何度も怪我をして、貴重な時間を無駄に失ってしまったのか。それも多量の時間を。
それは自分に合った重量設定が出来ていなかった事が一番の原因だと考えられます。
僕は今でこそ低重量での正しいフォームで行うトレーニング法を実行していますが、数年前まではフォームは二の次、とにかく高重量のウエイトをガンガン扱うトレーニング法に熱をあげていました。
トレーニングの世界ではより重たい物を扱えば扱うほど、筋肉に与えられる刺激が増す事は誰もが知っている事です。
なのでもちろん低重量でのトレーニングよりも高重量を扱うトレーニングの方が負荷がかかるので筋肉に良い事は確かなのです。
ただしそれは「高重量を正しく扱えてる人」に限りの話なのです。
正しいフォームを崩してまで高重量を扱う事はとてもリスキーですし、対象筋に効率よく刺激が与えられている状態とは言えません。よって正しいフォームが崩れ、しっかり筋肉でコントロールできていないのならば、重量は下げるべきなのです。
そうすることで対象筋への負荷のかけ方も効率良くなりますし、なにより怪我のリスクを軽減できるからです。
さらに言うと、高重量に向いている人間と、そうじゃない人間がいます。
僕は悲しい事に「完全に向いていない人間」なのですが、人には生まれ持った遺伝子があります。
遺伝子は簡単に言うと設計図みたいなものです。僕達は遺伝子によって生まれながらに他人と違う個性を持ちます。もちろん後の環境等で性格等の個性は郁容にも変化しますが、生まれ持った骨格や、関節の強い弱いなどの個性は自分自身で変えようと思ってもどうにもならないのです。
高重量のトレーニングに耐えうるには、骨格の強度やサイズ、関節の強さなどが濃厚に関係してきます。これは産まれてからどうにかなるものではなく、生まれつき向いているか向いていないかすでに決まってしまっているのです。
もちろんトレーニング次第で華奢な骨格に生まれた人も、ある程度の高重量を扱えるようにはなりますが、恵まれた体型に産まれた高重量向きの人間の限界値には及ばないのが現実なのです。だからどんなスポーツの大会でも体重別に階級を分けるんです。
もしも「いいや!人間はみんな努力次第で同じレベルに達する事ができる!」と思う方がいるならば、体重別に分ける事の意味を今一度考えていただきたい。
身長2mの男性と150cmの男性が同じようにトレーニングをして同じ階級で格闘技の大会に出るなんてナンセンスですよね?
このように人は生まれ持った条件でできる事とできない事が変わってくるのです。ボディメイクの世界でももちろん同じことが言えます。
僕のような骨格も華奢で、関節も弱いトレーニーが、屈強な骨格と強固な関節を持ったトレーニーと同じようなメニュー構成でトレーニングをするのは、非効率ですし本来ならば個人個人の体格やタイプにあったトレーニング法を実行するべきなのです。
じゃないと僕のように色々な部位を痛め、結果的に満足行くトレーニングを行えない悲惨な状況に追い込まれてしまいます。
僕が怪我をした理由はまさにそれで、ジムでガンガン高重量を上げてる大男たちに憧れて、自分の骨格にあっていない重さで無理にトレーニングしたせいなのです。
今はたまたま運よく怪我をしていない方も、ある日突然その日はやってきます。今はただラッキーなだけなのです。怪我はもう手を伸ばせば届くほどすぐそこまで迫っていますよ!
僕のような怪我に苦しむトレーニーが一人でも少なくなるように、少し意地悪な口調で文章を書き殴りました。今は自分なりに怪我した部位がなるべく痛まないようなトレーニングメニューで頑張っていますが、やはり怪我をしていなければもっともっと効率的に筋肉を増やせたでしょうし、怪我は本当にトレーニーにとって大きな損失を生みますので、どうか皆様自分の骨格、関節に合った重量設定をして下さい。
僕のような恵まれない遺伝子でも、トレーニング法次第で必ず筋肥大はできますので、重量を扱う事だけにこだわらずに、自分に合ったトレーニング法を探していきましょう。
ただまあ、高重量を扱っている人を見ると「かっこいいなあ…」って素直に思っちゃいますけどね(笑) 力持ちは男としてやっぱり憧れるっす(笑)
けど努力の仕方次第でいくらでも近づける方法はあるので、どんな遺伝子を持って産まれようと、努力でカバーすることはできますし、自分なりのベストを追求して日々トレーニングをしていきましょう!
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