ナチュラルトレーニーの皆様こんにちは!
生涯ナチュラルビルダーのけんた店長です(*`・ω・)ゞ
今回のナチュラルボディビル研究所は、トレーニング歴15年のけんた店長が、【減量に失敗した理由】についての記事になっております!
かなり長いですが、ナチュラルトレーニーの方には数回に分けてでも是非最後まで読んでいただきたい内容になっております!
減量を舐めていた
けんた店長が減量に失敗した理由その1は、減量を舐めていた事です。
正直これが一番の理由ですね…。
骨格の華奢さがコンプレックスでずっと身体を大きくする事だけに注力してやってきたので、今回7~8年ぶりの減量だったのですが、久しぶりの減量を僕は舐めていたのです。
20代半ばと同じ感覚で考えていた
20代の頃のけんた店長は減量が得意で、脂肪を落とす方法に悩んだ事なんてなかったのです。
その若い頃の減量感覚で、35歳になった今回の減量も同じ風に考えてしまっていたのが、減量失敗の大きな要因だと思います。
代謝が想像以上に落ちていた
20代半ばにやった減量の時は、自分の思い通りに体重も脂肪もコントロールできたのですが、今回は全然上手くいきませんでした。
『このカロリー摂取でいけばこれくらい落ちる』という自分の経験と感覚がまるで通用しなかったのです( ω-、)
というのも僕の想像以上に基礎代謝が落ちていたのでしょうね…。
やはり20代半ばと30代半ばじゃ違いますよね…(^∀^;)
仕事が変わって消費カロリーが激変した
20代の時の1度目の減量時はコンビニの副店長で1日立ち仕事、2度目の減量時は建築現場で長時間肉体労働、
そして35歳になった今回の減量時は完全オフィスワークで1日中座りっぱなし。
さらに20代の頃は自転車通勤、今は電車&バス通勤です。
この差が想像以上に大きかったようで、トレーニング以外の1日の消費カロリーが激減してしまったようです。
その差を補おうと朝と夜にウォーキングをして1日10kmほど歩いたり、土日に60km以上エアロバイクを漕いだりと、色々とやってはみたのですが、
代謝が落ちているのに加えて、1日の大半を占める仕事中の消費カロリーが大幅に減ってしまったのは大きかったみたいですね…。
いくら朝晩ウォーキングしたと言っても、20代の頃は片道4kmを自転車で通勤していたので、あの頃は本当に1日中動いていたわけですから太刀打ちできないですね…(^∀^;)
子育てを舐めていた
それからもう1つ、今回の減量は減量末期に妻の出産が重なったのですが、「まあやる気さえあれば子育てと減量末期も両立できるだろう」なんて甘い考えでいた事も減量失敗の原因として挙げられます。
初めての子どもだったのですが、いやはや子育てを舐めていましたね…。いや、そもそも妊娠と出産という事に対しての認識がまるで甘かったのです。
妻が息子を身籠るまでは週6~7日ジムに通わせてもらってました。
そして身籠ってからはそれが週4~5日ほどに減り、息子を出産してからは2~3日ほどに減ってしまいました。
家庭を持つという事は僕が想像していたよりも遥かに大変な事であり、旦那として、父親としての自覚が足りなかったのです(;>_<;)
妻は「私の事は気にせずにトレーニングしておいで」と言ってくれるのですが、やっぱり大変そうな妻を間近で見ていると、自分のやりたい事ばかりやっている場合じゃないなと思いますし、家族の力にならないといかんなと思うわけです。
減量末期を妻の出産とダブルブッキングさせるなんて、本当に妊娠出産という人生の一大事を舐めていたんだなと自責の念にかられるのです。
ボディビルへの情熱が失われつつある…?
とはいえボディビルは僕の人生の一部である事も間違いはないので、子育てと妻の支援に注力しつつも、できる事は自分なりに全てやったつもりではいます。
ただ今回の減量で感じたのは、20代の頃のボディビルへの情熱というか、取り組みかたと比べて、35歳の今の自分の気持ちや熱量が、だいぶ変わったんだなと。
どういう事かと言いますと、今回自分の代謝が大幅に落ちている事と、子育てに割かれる時間が多くてトレーニングだけじゃ減量が間に合わない事、これに途中で気がついていながら、有酸素運動を増やし摂取カロリーを減らすくらいの甘い対策しかとらなかったのです。
20代の頃のなりふりかまわず肉体造りに没頭する自分なら、すぐにオフィスワークをやめて職人に戻って消費カロリーを増やしたはずです。
でも今はそれをやらずに今自分の生活スタイルを守る方を優先してしまったし、家庭への時間の方を優先してしまったんです。
旦那として、父親としては正解だったのかもしれませんが、果たしてボディビルダーとしてはどうなのでしょうか。
何が正解だったのかは誰も解りませんが、少なくとも言えることは、ボディビル以外の、いやボディビルよりも優先すべきモノを見つけてしまった今のけんた店長に、あの頃の熱量を取り戻す事はもうできないのかもしれません。
これからは家庭を最優先にしつつ、その上で最善の方法で身体をつくっていく道を見つけなければ、高みは目指せないのです。
しかも蔓延するユーザーのゴミどもにストレスを与えられながらね…(´⊂_`;)
ゴミ詐欺師のステユーザーの蔓延
これも僕の精神に大きく関与した事柄なのですが、増量5ヶ年計画の間にステロイドユーザーやホルモン剤ユーザーのようなドーピングに手を染める悪質なビルダー気取りが激増したのです。
これはけんた店長のボディビルに対しての考え方に大きな影響を与えました。
完全ナチュラル思考、ナチュラル至上主義であるけんた店長のボディビル感と、現在のドーピングありきのボディビル界の感覚とで、物凄く《ズレ》を感じるようになったのです。
もちろん僕がボディビルにのめり込んだ15年前にもユーザーはいました。
しかし最近の蔓延とはまるで比べ物にならないくらいマイノリティでしたし、そもそもドーピングしているような連中は情けなくて恥ずかしい存在として認識されていたはずです。
ですが最近では変に市民権を得てしまっていて、ボディビルやフィジークを見ているだけの人たちも、「ドーピングありきの世界なんだから普通でしょ?」なんてふざけた事を言い始める始末。
ドーピングありきのスポーツなんて存在しちゃいけないんです。
もしもそんな物があるとしたら、そもそもそんなのスポーツでも競技でもなんでもなくて、サーカスですから(笑)
という具合に最近のボディビルを取り巻く環境は、真面目にナチュラルでやってる身としては物凄くストレスで、違和感しか感じない環境なのです。
まあそもそも僕はタトゥーのせいで
JBBFの大会には出場できないんですけどね…(笑)
筋量を減らさない事に拘りすぎた
ここまでモチベーションや精神的な事を中心に書いてきましたが、技術的な事の一番大きな理由を挙げるとすれば、筋量を減らさない事に注力しすぎた事が、減量失敗の大きな原因だと思います。
筋トレ人生を掛けた増量5ヶ年計画の実行で仕事もやめて、体調崩すほど必死に食べて、毎日失神するほどのトレーニングをして、文字通り一生懸命ボディビルに打ち込んで手に入れた筋量だったので、今回の減量で1gたりとも減らしたくなかったのです。
それに注力するあまり、炭水化物やたんぱく質の摂取を減らしすぎるのを恐れ、食事制限の加減や有酸素運動の加減を誤ってしまったのかもしれません。
おかげでバルクは残りましたが、絞りきれなくて中途半端な事になってしまったんですね…。
必ず次に生かす!
というわけで今回は【けんた店長が減量に失敗した理由】について長々と記事を書いてみました。
ほぼ自分用のアーカイブ的な感じで書きなぐった感じもありますが、ナチュラル思考の同志の少しでも参考になれれば幸いです。
ではではご閲覧ありがとうございました!
生涯ナチュラルビルダーのけんた店長でしたm(__)m
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