カーボアップとは?効果と正しいやり方を徹底解説【筋トレ・ボディメイク用語】
筋トレやボディメイクの減量期に耳にする「カーボアップ」。
特に大会前のボディビルダーやフィジーカーが行うことで知られていますが、正しく理解していないと逆効果になる可能性もあります。
この記事では、カーボアップの意味・効果・正しい実践法を初心者向けにわかりやすく解説します。
✅ カーボアップとは?
カーボアップ(Carb-Up)とは、
減量や水抜き後に炭水化物を集中的に摂取し、筋肉のグリコーゲンを最大限に満たす作業のことです。
簡単に言えば、筋肉を「パンプアップさせ、見た目を最大化するための炭水化物補給」です。
💪 カーボアップの主な効果
効果 | 詳細 |
---|---|
筋肉の張り・パンプ感UP | 筋肉内のグリコーゲン+水分が増え、ボリューム感が出る |
エネルギー回復 | 減量期や長期の低糖質食で枯渇したエネルギーを補給 |
代謝の一時的な加速 | レプチン(代謝調整ホルモン)が増加し、省エネモードを解除 |
見た目のピーク調整 | 大会・撮影・重要イベント日に最高のコンディションを作れる |
🍚 正しいカーボアップのやり方
1️⃣ カーボディプリート(炭水化物抜き)を行う
数日間炭水化物を減らし、筋肉内のグリコーゲンを空に近づける。
2️⃣ カーボアップ期間に突入
体重1kgあたり6〜12gの炭水化物を2〜3日かけて分割摂取。
例:体重70kgなら1日約420g〜840gの炭水化物
3️⃣ 脂質は控えめにする
消化・吸収を優先するため、余計な脂質は避ける。
4️⃣ 水分・塩分バランスに注意
グリコーゲンは水分と一緒に貯蔵されるため、極端な水抜きは逆効果。
⚠️ カーボアップの注意点
- 初心者は安易に真似しない
大会用の技術なので、普段の減量に組み込むのは非推奨。 - 急な大食いは体調を崩す原因に
普段低カロリー食をしているときほど慎重に増量する。 - 個人差が大きい
体質・代謝・筋量によって最適な炭水化物量は違う。事前のリハーサルが重要。
🥔 おすすめの炭水化物源
食材 | 理由 |
---|---|
白米 | 消化吸収が早く、安定したエネルギー補給に |
ジャガイモ | 高GIで筋グリコーゲン補充に最適 |
パン(白パン) | 吸収が早く扱いやすい |
バナナ | カリウム補給もできる |
はちみつ | 即効性の糖質補給 |
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📝 まとめ
カーボアップは、
- 筋肉の見た目を最大化する技術
- 減量後のエネルギー回復にも有効
- ただし、正しい知識と個人調整が不可欠
特に大会初心者や一般トレーニーは、自己流での挑戦は避け、経験者や指導者のもとで試すことを強くおすすめします!

筆者
ちなみに僕は極度の胃腸虚弱なので、一気にカーボアップしたりするとお腹を壊したり下してしまったりする事も…。
なのでぶっつけ本番のカーボアップは危険ですよ!
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