寝てばかりいると身体も筋肉も急速に衰える!
日常生活の中で、「1〜2週間くらい筋トレをサボっても筋肉はそんなに落ちないだろう」と思う方も多いでしょう。
確かに、立ち仕事や肉体労働をしている人であれば、日々の動作が十分な運動量となり、短期間のサボり程度では筋肉が激減することはありません。
しかし――
「座りっぱなし」「寝てばかり」という生活を続けると、身体の衰えは驚くほど早く進行します。
なぜ動かないと筋肉は急速に落ちるのか?
筋肉は「使わなければ不要なもの」と脳が判断すると、
効率化のために分解されてしまう性質があります。
- ベッドで寝ている間、重力に抗う動作が減る
- 筋肉への刺激(収縮・伸張)がないため分解が進む
- 代謝が低下し、体脂肪が増えやすくなる
わずか数日間の寝たきりであっても、筋力は2割以上低下するという研究結果もあります。
筆者の体験談:入院で1カ月寝たきり後の衝撃
筆者も過去に痔瘻の手術で約1カ月入院し、
ほぼ病室のベッド上で過ごした経験があります。さらに退院後も傷口が開くといけないので、さらに一ヵ月ほど安静にして過ごしました。
その結果、
- 太ももの筋肉が一気に細くなった
- 階段を上がるのも息が切れる
- 体幹の安定性が失われ、姿勢が悪化
元のパワーを取り戻すためには、半年から1年のリハビリとトレーニングが必要でした。
どれくらい動けば衰えを防げる?
- 軽いウォーキング(1日30分)
- スクワットやカーフレイズなどの自重トレーニング
- ベッド上でもできるストレッチ
これらを取り入れるだけでも、筋肉の衰えは大幅に防げます。
まとめ
「筋肉は裏切らない」と言われますが、 「サボればあっという間に消える」のも筋肉 です。
特に寝たきりや長時間のデスクワークが続くと、想像以上に身体は衰えます。
健康維持のためにも、“毎日少しでも動く”ことが最重要です。
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