ナチュラルトレーニーの皆様こんにちは!
MDCバーベルクラブの代表、生涯ナチュラルトレーニーけんた店長です!
今回のナチュラルボディビル研究所は、久しぶりに【アナボリックステロイド】関連の記事になっております!
若いトレーニーの間に蔓延するアナボリックステロイド
今回は久しぶりにボディビルとドーピングに関しての記事を書きたいと思います。
前回記事を書いてからだいぶ経つのですが、僕が通っているジムやSNSなどを見ている感じですと、残念ながらドーピングユーザーはどんどん数を増やしているように感じます。
特に最近感じるのは若年層のドーピングの増加です。
長年通っているジムでも部活動レベルのトレーニングで急激にモンスター化していく若者たちを見かけたり、SNSでもトレーニング歴数年の若者が20年選手並みの筋量をつけてしまっている写真を見かけたりと、もはやこのドーピングブームは止められないように感じます。
アナボリックステロイド以外にも、最近はプロホルモンなんかも若いトレーニーのうちから使用する事が多いそうです。
長年ナチュラルボディビルに熱を注いできた僕としては、この暗黒時代とも言えるほどのドーピングの蔓延は、悲しいですし悔しいですし、あまりに酷すぎてもはや競技自体に興味を失いかねないほどです。
この若年層ドーピング蔓延の背景には、ドーピングした身体で人気や注目を集める筋トレYouTuberやフィットネスインフルエンサーの存在があるのではないでしょうか。
そもそもドーピングなんかしてるような毒まみれの汚染体詐欺師が
フィットネスなんて言葉使ってんじゃねえよってハナシですけど…(笑)
マジで死にます
まあアスリートである事を自ら諦めてドーピングに逃げたような連中に何を言っても無駄だとは思うので、今更ドーピングの是非をといても仕方がないですし、一度手を出してしまったらもう二度とナチュラルにも競技者にも戻れないので後の祭りなのですが、それでも長年ナチュラルボディビルを嗜んできたオッサントレーニーとしてこれだけは言わせて頂きたい。
マジで死ぬからやめておけ。
もしかしたらこの記事をステロイドユーザーが見ているかもしれないですし、その友達や家族、または恋人が見ているかもしれない可能性もあるので心を鬼にして書きたいのですが、アナボリックステロイドはマジで命を削ります。場合によっては命を落とします。
だから本当にいますぐにやめた方が良いと思います。
もしもドーピングしている本人が見ていたら本気で将来を考えて思い直してほしい。
ステロイドを使っている人の友達や家族、恋人が見ていたら今すぐ本気で止めてあげてほしい。
アナボリックステロイドの乱用は、確実に命を削っています。
某インフルエンサーの突然の死
某ステロイド系インフルエンサー(あの人は公言していたし大会にも出ていないので詐欺師だ卑怯だとかは思わないです)がアナボリックステロイド引退宣言の直後に亡くなるという、かなり衝撃的なニュースがネット界を騒がせたのも記憶に新しいですが、その前年にも元プロレスラーの有名人が亡くなっています(恐らくステロイドが原因だろうとされているが今のところ死因は不明のまま)
どちらもまだ30~40代とかなりの若さでの急逝でした。
ボディビルダーの死亡率は異常
そもそも日本ではボディビルやアナボリックステロイドという物に対して、今まであまり馴染みがなかった国なので、近ごろの筋肉系インフルエンサーの急逝をレアケースだと思う人が多いかもしれませんが、ボディビルが人気でアナボリックステロイドの使用が比較的寛容な海外では特段珍しい話ではないのです。
海外では若くして急逝するボディビルダーはたくさんいますし、ボディビルだけではなくステロイド使用の疑われる格闘家などの若すぎる死も、ニュースになる事が珍しくありません。
かの有名なアーノルド・シュワルツェネッガー氏も「ボディビルは格闘技やアメフトよりも死亡率が高い」などと言及したりと、ボディビル界の異常なまでの短命さに驚かされるばかりです。
これは単に肉体に負担をかけるトレーニングによる物ではなく、やはりアナボリックステロイド乱用の影響による物だと考えるのが普通でしょう。
将来を失ってまで手に入れる仮初の名声って虚しすぎないか…
このようにアナボリックステロイド乱用の影響だとされる若すぎる死が、ボディビル界にはあふれているのです。
もちろんナチュラルボディビルをやっている限りは基本的にはないですし、長く競技人生を歩めますよ。
サプリや鶏むね肉から大量のたんぱく質を摂取するので、一般の人たちに比べればもちろん内臓に負担は強いているでしょうけど、アナボリックステロイド乱用の影響で血管や内臓がボロボロになる事はないですしね…。
しかしいつも思うのですが、長い人生の後半を失いかねないようなドーピングという行為に手を染めて、応援してくれる人やライバルを裏切ってまで手にする偽物の名声って、いったいなんの意味があるのでしょう?
そもそも自分のトレーニング人生に自ら泥を塗るようなドーピングという真似をして、楽しいのかも胸を張れるのかも謎なのですが、それよりなによりまずは命あっての物種(命が何よりも大切であるということ)だと思うのです。
オッサンになればわかる【命の大切さ】
たしかに若い時って【太く短く】とか【die young(若くして死ぬ)】的な物に憧れる時期があるものですよね。
かくいう僕もそうでした…(笑)
ここまでさんざん偉そうに書いてきたけんた店長ですが、胸に【don’t try this at home(良い子はマネするな的な意)】だとか、お腹に【jackass(間抜け、おバカ)】だなんて刺青を入れているのでいちいち説明しなくてもわかると思いますが、僕も若い時は後先考えずに本当にむちゃな事をしたりとか、今さえ良ければそれで良いみたいな考えで10代、20代を生きていました。
まあ不思議とボディビルだけは真面目にやっていましたが(笑)
あ、あとタトゥーの取材活動もけっこう頑張ってましたよ!(笑)
だけどそんなけんた店長ですら35歳のオッサンになった今、本当に心の底から思う事は【命あっての物種(命がなによりも大切であるということ)】なのです。
D.Oさんのイキノビタカラヤルコトガアルじゃないですが、せっかくオッサンまで無事に生き延びたので、最近の安易にドーピングに手を出す若者たちにどうしてもメッセージを伝えたいのです。
健康こそが、生きている事が、何よりの宝!!
若い時にはイメージできないかもしれないですが、僕みたく中年のオッサンになった時にわかると思うんです。家族や友人、恋人と過ごす時間のなんと穏やかで素晴らしいことか。
僕も若い時は自分が結婚して家族を持つ姿なんてまるで想像できなかったのですが、人生とは不思議な物で気が付いたら妻ができ、子供が産まれ…、家族との時間に何よりも幸せを感じる量産型のパパになってしまいました(笑)
でもこの穏やかな幸せも、若い時にアナボリックステロイドに手を出してしまった人たちは自分で壊してしまうのです。
後悔してもその時はもう遅くて、ボロボロになった血管や内臓はもとには戻りません。
そしてオッサンになると解るのですが、趣味や情熱を注ぐ事ができるスポーツのなんと大切な事か!
35年も生きていると色々な事に飽きがきてしまうのですが、そんな時に趣味や打ち込むスポーツがあると本当に人生が楽しくなるのです。
僕はナチュラルボディビルに人生捧げてきて心から良かったと感じていますよ!
ナチュラルボディビルのおかげで毎日楽しいですし、大事な仲間とも出会えました。
これが若い時の安易な考えでドーピングに手を染めてしまっていたら、うしろめたさのせいで胸を張ってスポーツを楽しめないでしょうし、仲間たちにも嘘をつき続けて生きなければならないわけです。
一時の注目や人気のためにその後の人生ずっと嘘をつき続けて生きなければならないなんて最悪だと思いませんか?
アナボリックステロイドの乱用は自分の身体も、自分の周りの人間関係をも破壊します。
安易な考えで手を出すのは、将来絶対に後悔します。
だから最後に赤字のゴシック体、それもフォントサイズ44pxで書かせてください。
ドーピングは最低最悪に下衆だから絶対やめろよなッッ!!!!!!
健康は本当に宝
というわけで今回は久しぶりにボディビルとドーピングに関しての記事を書いてみました。
ナチュラルしか認めないけんた店長なのでドーピングユーザーに対してはかなり厳しい書き方になってしまいますが、今回は若者へ愛を持って記事をしたためたつもりです。
医療目的以外でのアナボリックステロイドの乱用は本当に危険ですし、楽しい未来を奪いかねない愚かな行為です。
今は将来にビジョンやイメージが持てなくても、きっと年を取ればわかる日がくるはずです。
どうか安易なドーピングに手を染める若者が一人でも減りますように…。
っていうかインチキユーザーがこそこそドーピングしやがるせいで
俺たちナチュラルは腸が煮えくり返るくらいムカついてるんだよ!!
そもそもドーピングは反則なんだよ~!
ドーピングありきのスポーツなんてスポーツじゃねえんだってばよ~~~~!!!
と心の声が漏れ始めたところで、今回はおしまいにさせて頂こうと思います(笑)
ではでは皆様、どうか自分に胸を張れるようなトレーニング人生を歩んでください!
そして命は本当に大事です!
ご閲覧ありがとうございました。
生涯ナチュラルトレーニーけんた店長でしたm(__)m
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